ハサミについての知識を深めるコーナーです。
ハサミを長持ちさせるための基本は、
汚れを落としミシン油等をつける
湿気のない場所に保管
ハサミは日頃のちょっとした心がけで、素晴しい切れ味を保ち、長持ちさせることができます。
(1)試し切り
まずご使用前には、試し切りをして、刃の油気を取り除いて下さい。
(布が油で汚れ、作品の仕上がりに影響します)
(2)汚れを落とし、油で拭く
ご使用後は必ず、糸くずなどの汚れを拭き取り、刃部やネジ部にミシン油などを染み込ませた布でしっかりと拭いておきます。特に刃の部分は念入りに拭いて下さい。
(3)湿気のないところで保管
湿気はサビの原因となります。出来るだけ湿気ないないところに保管してください。
ラシャ切り鋏は布を切るための仕上げをしておりますので、布以外にはご使用なさらないようにお願いします。”紙を切ると良くない”と言われるのは紙に含まれる硬い「石質」に刃が当たり、刃こぼれを起こすのが原因で切れなくなります。
布、糸、紙などしっかりと使い分け、お手入れをすることがサビを防ぎ、長持ちさせる秘訣です。